
消費税の納税資金にご注意下さい。
~予定納税のしくみ
予定納税は、直前の課税期間の納税額により決まります。
今迄にお支払いされている消費税の予定納税は概ね5%の時代の納税額を元に決定されます。しかし、最後に決算を迎える際には8%で計算されます。従って決算時での消費税の支払いが思ったより多くなると考えられます。
例えば、5%の会計期間と8%の会計期間の損益状況が全く同じものと仮定します。
5%時代の消費税年税額が40万円とすると、次の会計期間は
40÷5×8=64万円となり、24万円の増加となります。
この方の場合は、予定納税がないので、単純に消費税の増加が実感されると思います。
それでは、消費税を年間100万円払われている方はどうでしょうか?
年間100万円を払われる方は、予定納税年1回、確定申告1回の2回で分割して払っていることとなります。予定納税を50万円とすれば、確定申告は100-50=50万円です。
これが消費税8%になると、年税額は100÷5×8=160万円
です。年額では60万円の増加です。
ただ、予定納税では50万円しか支払っていません。従って、決算時には160-50=110万円の納税となります。
以下、同様の仮定(3月決算)でシミュレーションしました。
5%時 年税額 |
前期決算 予定 予定納税 時(5%) 納税 合計額 基準予定× = 納税額 |
8%時年税額 |
8%最初の決算の際の支払額 | 5%決算支払時との差額 |
40万円 100万円 400万円 800万円 1600万円 3200万円 6600万円 |
なし = 0円 50万円× 1回=50万円 200万円× 1回= 200万円 200万円× 3回= 600万円 400万円× 3回=1200万円 800万円× 3回=2400万円 550万円×11回=6050万円 |
64万円 160万円 640万円 1280万円 2560万円 5120万円 10560万円 |
64万円 110万円 440万円 680万円 1360万円 2720万円 4510万円 |
24万円 60万円 240万円 480万円 960万円 1920万円 3960万円 |
各会社の税額、決算期により計算額は異なります。ご注意下さい
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