特定就職困難者雇用開発助成金とは?
(1)制度の概要
ハローワーク又は民間の職業紹介事業者等の紹介により、高年齢者(60歳以上65歳未満)や母子家庭の母などを労働者として雇入れた場合、事業主に対して助成金が支給される制度です。
(2)対象となる事業主
対象となる事業主の主な要件は以下の通りです。
①雇用保険に加入している事業主であること。
②支給対象者の雇入れ日の前日から起算して6ヶ月前の日から1年を経過する日までの間に事業主都合によって解雇した労働者がいないこと。
③対象労働者の出勤状況及び賃金の支払状況等を明らかにする書類(労働者名簿、賃金台帳及び出勤簿等)を整備、保管していること。
(3)支給額
中小企業の事業主の場合、下記の金額が助成されます。
①短期労働者以外の場合※1
対象労働者 | 支給額※2 | 助成対象期間 |
高年齢者、母子家庭の母等 | 90万円 | 1年 |
身体・知的障害者 | 135万円 | 1年6ヶ月 |
重度障害者等 | 240万円 | 2年 |
②短期労働者の場合※1
対象労働者 | 支給額※2 | 助成対象期間 |
高年齢者、母子家庭の母等 | 60万円 | 1年 |
障害者 | 90万円 | 1年6ヶ月 |
※1 短期労働者とは1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の労働者である者をいいます。
※2 支給される金額は対象期間中に支給対象者に対して支払った賃金額を上限に助成されます。
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