生命保険の種類
最近テレビを見ていても、生命保険のCMを見ない日はないと言っていいほどです。もちろん生命保険は病気・死亡などのリスクに備えるためであることは言うまでもありません。ただどのような保険に加入されているか尋ねてみますと、勧められるままに・・・とか保険料が安いから・・・という安易な理由から加入されている方も多いようです。
そこで今回は生命保険の種類についてみていきたいと思います。もちろん生命保険各社から多種多様な商品が販売されていますので、基本となる種類のみに触れていくことにします。
- 定期保険
一定の保険期間内で死亡した場合、死亡保険金を受け取ることができます。掛け捨てのため満期保険金はありませんが、保障内容に重点をおいた商品であり終身保険や養老保険に比べて保険料が比較的安くなっています。 - 終身保険
保険期間は一生涯です。死亡した場合、死亡保険金を受け取ることができます。満期保険金はありませんが、解約した時の解約返戻金が多く、保障と貯蓄性を兼ね備えた商品です。そのため保険料は定期保険に比べ割高になっています。 - 養老保険
一定の保険期間内に死亡した場合には死亡保険金を、満期時に生存していた場合には満期保険金を受け取ることができます。基本的には死亡保険金と満期保険金は同額になっており、どちらかを受け取ることになります。貯蓄性を備えた商品ですが、最近では低金利の影響で払込金額と満期保険金との差額がほとんどなくあまりお得感がありません。 - 定期保険特約付終身保険
主契約の終身保険に定期保険特約を付加して、一定期間の死亡保障を大きくした保険です。比較的安い保険料で一定期間大きな死亡保障を得ることができます。
定期保険特約には払込満了まで更新しない全期型と満期ごとに更新する更新型という2種類の保険料の支払い方法があります。
- 全期型
全期型は当初の保険料は年齢に対して割高になる分、保険料の支払金額は払込満了まで一定額になります。 - 更新型
更新型は特約の保険期間が満了するごとに、更新していくことになります。更新の際は更新時の年齢などにより保険料が再計算されます。そのため定期保険特約部分の保険料は更新ごとに高くなります。よって全期型よりトータルの保険料より高くなることになります。
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